聞き書きの必要性

by car
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Published on: 2014年4月17日

聞き書きとは、語り手の話を聞き、それを語り手の話し言葉で書き記すことです。
語り手の多くはお年寄りや職人さんです。
聞き書きの良さは、聞き手が語り手の話を聞いて、人を敬う心が自然と生まれること。
語り手は言葉や技術、生活の知恵、人生の教訓など、お年寄りや職人さんならではの知恵やノウハウを持っています。

語り手の話し言葉で構成される聞き書きは、気持ちを共有することができます。
語り手の気持ちを理解しなければ、聞き書き出来ないためです。
語り手も自分の人生を人に聞いてもらうことで、色んな人と知り合うことができ、生きがいが生まれます。
聞き書きは、語り手と聞き手の両方に良い結果を生むのです。

また、聞き書きは人に依頼する方法もあります。
自分史を一人で作成することは大変な時間と労力が必要ですが、人に聞き書きしてもらうことで、その負担を軽くすることが出来ます。
例えば、病院のベッドで寝ている状態であっても、聞き書きを依頼することによって、自分史を作ることができます。
家族を交え一緒に語り合いながら作成することもできます。

自分史の作成・出版なら聞き書きドットコム

聞き書きボランティアというものもあります。
施設などに出向いてお年寄りの話を聞く「傾聴ボランティア」の派生型で、傾聴した話を話し言葉のまま本にします。
これは、お年寄りの心のケア、回想法(※)の延長線上にあります。

※回想法…老年期に人生を振り返り、自己の人生を再評価することで自尊心向上を促すこと。
老年期特有の抑うつ状態緩和に繋がります。

ボランティア活動に興味がある人は、これも1つの選択肢として考えてみてください。

聞き書きは地域の記録としても役立ちます。
お年寄りの話を通して、郷土がどんな過程を経て現在に至ったのか、
を知ることができます。
終戦や高度成長期など、若い世代が知らない時代を懸命に生き抜いてきた人ならではの話は、
地域住民にとって宝になるでしょう。

人は必ず死を迎えます。
人が亡くなったときには、そういった時代の記憶も失われてしまいます。
聞き書きとして後世に残すことで、私たちは古い時代を知ることができますし、
亡くなった人たちが生きた証にもなるのです。

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