地震に備えた家づくり 制震のしくみとは

by car
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Published on: 2014年4月17日

制震構造と地震について
● 制震構造の仕組み

「制震構造(工法)」は、震が起きた時に「揺れを吸収する装置」を設置することで、建物の「揺れ」自体を大きく鎮める工法です。
そのため、建物自体の倒壊や損傷を抑えることが出来るだけでなく、室内の大型家財の倒壊も減少させる効果があります。

また、「地盤の強度を問わない」というメリットがあります。
繰り返し起こる余震や、長周波で長時間の地震に対しても倒壊を防止する効果が期待できます。
何より室内の家財の倒壊が減少するため、人命を守るといった点でも大変優れています。

制振装置は大きく2つに分かれます。「アクティブ型」と「パッシブ型」です。それぞれの「制震」の仕組みについてご紹介します。

● アクティブ型制震構造

「アクティブ型」は電気などのエネルギーによって揺れを積極的に制御する方法です。
この工法は定期的なメンテナンスが必要になります。また停電時には効果がありませんのでその点でも注意が必要です。

★ アクティブ型制振装置
高層ビル・高架橋などに設置される最新式の制振装置
⇒ http://www.ihi.co.jp/vibration_control/product_01.html

● パッシブ型制震構造

もう一つは、「パッシブ型」。これはダンパーを用いて地震エネルギーを熱エネルギーに置き換えることで「減振」させます。
そのため、電力などの動力を必要としません。定期的メンテナンスも不要です。

● TRCダンパーの仕組み

制震ダンパーの一つ「TRCダンパー」の仕組みは、地震エネルギーを熱エネルギーに変換することで「地震エネルギーをOにしていく」仕組みです。
TRCダンパーは、伸縮する構造になっていて、その内部に「特殊粘弾性ゴム」が入っています。
そのゴムが地震によって「伸縮」することで地震エネルギーが熱エネルギーに変換されるという仕組みになっています。
このダンパーは電気などのエネルギーを必要としないため、停電時でも突如として直下型地震が起こった場合でも高い性能を発揮します。
また長周期・長時間にわたる自信に対しても強い制震性能があります。
「アクティブ型」が定期的なメンテナンスが必要であるのに比べ、特殊粘弾性ゴムは経年劣化に強く、
60年相当の劣化試験でも性能の低下は10%以内にとどまりました。

★ TRCダンパーの詳細はこちら
⇒ http://www.tokai.co.jp/trc-damper-wh/product/overview.html?gclid=CPiQ_6a057wCFYHxpAodLWIAFA

★ MER SYSTEM制振ダンパーの詳細はこちら
⇒ http://www.seishin-system.com/

● GIVA工法

地震エネルギーを熱エネルギーに変換する「制震ダンパー」の最大限の効果を上げるための建築工法です。
半間のはりの部分に効果的に制震できるよう、「ダイヤモンド型」に4本設置します。それを1組として、
建物全体のバランスを考え、最適な場所に制振装置を設置します。GIVA工法では、「揺れを最大70%カット」。
直下型巨大地震や繰り返す長周波・長時間の余震からも建物を守ります。

★「GIVA工法」の詳細はこちら
⇒ http://www.gva-tomo.com/feature.html

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