地形や植生による軟弱地盤の見分け方

by car
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Published on: 2014年4月17日

軟弱地盤はその周辺の地形や植生によって推測することができます。
地形の形成による土層の構造や、地盤の状態によって生育できる植物が異なるためです。
ただし、大まかな推測のため詳しい調査をおこなわないと確定はできません。
きちんと地盤についての現状を把握したい方は地盤調査や地盤工事を視野に入れるのが賢明だと思います。

株式会社尾鍋組では「地盤を学ぶメール講座」というのもやっていますので、参考にするのもいいかもしれません。

地形から推測できる軟弱地盤の場合、坂を下りきった土地や川のそばなど、雨水や地下水が集中しやすい低地に多いです。
これは長年にわたり高所の土地から雨水などが粒子の細かな泥を運んできて、それが堆積した土地だからです。
粘土質の土地は地盤が緩い傾向にあります。
また、こういった土地で名称に三水(さんずい)や水を連想する言葉が入ったところは、軟弱地盤の可能性が比較的高いと言えるでしょう。

植生の違いから推測する場合は、草木の生え方や高さ、密集度合いで推測できます。
例えば背の高い木々が多く生育している場所なら傾斜地でも比較的安定していると言えます。
これは良質な地盤であるため、水はけがよく、根を張りやすく、栄養を吸収しやすいためです。
また、生える木々の幹や枝は太く、根はしっかりと大地に伸びているのが特徴です。
背の高い木が生えやすい環境のため、日光が遮られる影響で背の低い木や草はあまり多くありません。

逆に手入れしてもいない場所で背の低い木や草がまばらに生えているなら、そこは地すべりの危険性があります。
粘土質で水はけが悪く、地盤沈下を起こしやすいため、植物の成長に適するとは言えず、
生える植物は脆弱なものが多いです。
葦や竹が多い場所は軟弱な地盤であることを示しています。

比較的安定している地盤は砂粒が均一で間隙が少ないですが、軟弱な地盤は粘土質が多く混じり間隙が多く、
圧力がかかると間隙から水分などが出てしまい地盤沈下が起こるなど、非常に不安定な構造です。
そのため、泥炭性の軟弱地盤が多い北海道では、凍上や地盤沈下で歪んだ道路、地盤沈下で露出した樹木の根、
歩くと沈むなど特別な知識がなくても比較的わかりやすい場所があります。
そしてその周辺には葦などの水生植物が多く確認できます。

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