ワックスとコーティングの違い

by car
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Published on: 2012年10月16日

さてもう少しワックスとコーティングの違いについてまとめてみましょう。最近では車のボディケア商品が充実していて、売り場でぱっと見ただけではワックスなのかコーティング剤なのか、その他のものなのかがわからないことが多くて困ってしまいます。ではどんなところで区別するのでしょうか。

まずはカーワックスです。カーワックスは一般的には油脂成分を含んでいる商品ということになります。しかし商品名にそれを明示していないこともありますので、成分表を確認します。ワックスに含まれる油脂の成分のうち、そのほとんど(約9割)がロウでできています。固形ワックスの裏面を見てみてください。成分表示に「カルナバロウ」という表示を見たことがありませんか?これがその「ロウ(蝋)」になります。これがあった場合、その商品はワックスにあたります。ロウは車の塗装面に艶を出すために用いられます。ワックスを塗った後の車はぴかぴかで、見るからにきれいになりますよね。

しかしロウは耐熱性が約85度で、エンジンの熱や日光の熱などで簡単に溶けてしまいます。溶けたロウは雨などの水で流れ落ちてしまうため、何度も塗りなおさなければいけません。その塗りなおしの作業の際にスポンジや布などでボディに細かい傷を作ることもあり、熱や雨などで酸化したワックスによってサビなどのダメージにつながる可能性があるので注意が必要です。

次にコーティング剤です。コーティングは低分子化合物の結合体(ポリマー)で塗装表面に膜を作ってボディを保護する方法で、コーティング剤はワックスの「ロウ」の代わりに化学物質のポリマーを含むものとなります。配合されているポリマーは珪素(ガラスのもと)やフッ素系などの物質で熱にも強く硬い被膜をつくることができ、ボディの塗装剤の分子間にも入り込みます。その結果、持続性や汚れをつきにくくする性質がワックスより優れるため、近年では車のボディケアの主流となっています。このポリマーの利点は持続性だけでなく、長年のワックス塗布による細かな傷や酸性雨などで侵食されてしまった車体をきれいによみがえらせる点もあげられます。既にちょっと汚れてしまって、でも新車のように艶のあるボディにしたいとお考えの方はポリマーコーティングがお勧めですね。

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