薬剤師の仕事~生産管理の視点から~

by car
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Published on: 2014年4月17日

私は、薬剤師の仕事をしています。
薬剤師の仕事というと調剤ですが、この仕事もいわば生産管理の仕事だと思います。
電子機器の部品工場とおなじようなラインでつくっている現場をイメイージしてください。
生産管理といえば生活物品や商品などを思い浮かべますが、人体に影響を与える医薬品だからこそ、厳密な生産管理が必要になります。
もちろん、医療向けの生産管理システムというのも存在します。

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まず、医師の処方箋がきます。これは、設計図のようなものでしょう。
処方箋には、薬の種類、飲み方、など必要事項が書かれています。
薬剤師は、この処方箋にミスはないかまず確認します。

例えば、必ず食前に飲まなければならない薬が「食後」となっていたり、
一緒に飲んではいけない薬が書かれていたり。
そうした設計図段階のミスを指摘し、訂正してもらいます。

そこからは、薬の生産ラインにのせていきます。
まず粉薬は、粉の生産ラインへ、錠剤、水薬もそれぞれのラインへおくります。
各ラインの担当が、薬をつくり、別の人間がそれをチェックするシステムとなっています。
必ず二人以上の人間がかかわり、間違えはないか管理しています。

そして、粉薬もあり、錠剤もあり、という処方箋には、
あらかじめチェックなどを入れておき、粉のラインが終われば、錠剤ラインへ、
というふうに決められたマニュアルに沿って、順序良く薬が作られています。
調剤する薬剤師も、みな白衣などを身につけ清潔にし、薬に異物などが混入しないよう気を配っています。

そうして、すべて出来上がった薬は、鑑査台にのせられて、
最終鑑査の人間がすべて間違えはないか確認します。
何人ものチェックの目を通り抜けた薬が、
ここでようやく患者様のもとへ運ばれていくのです。

そして、患者様にお渡ししている薬も、調剤される前までは、
薬局で厳密に管理しているのです。
常温保存の薬、冷所保存の薬もありますので、それぞれ適温の場所に保管し、
使用期限もチェックし、古いものは随時交換します。
とくに冷所保存の薬品は、常温で放置すると効果がなくなってしましますので、
温度の異常を知らせてくれるブザーなどもつけています。
徹底した品質管理をおこなっています。

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